第3回 東京身元保証ケーススタディカフェを開催しました!
1月22日、第3回となる「東京身元保証ケーススタディカフェ」を開催しました。
今回も、仕事帰りにふらっと立ち寄れる“夜カフェ”のような雰囲気を大切にしながら、会場・オンラインの両方で実施しました。
テーマは
「迫り来る介護保険制度の変革期 ―2026年臨時改定とDXが切り拓く持続可能なケアシステムの未来―」
制度の話というと、どうしても難しく、少し距離を感じてしまいがちですが、今回は「これから現場で何が変わっていくのか」を、実務の目線で一つずつ整理する時間になりました。

制度改定とDXを“現場の言葉”で考える
介護保険制度は、要介護者の増加や人材不足が続く中で、2026年に臨時改定を迎えます。
今回のケーススタディカフェでは、単なる制度解説にとどまらず、なぜ今この見直しが行われるのか、現場ではどのような影響が考えられるのかを丁寧に見ていきました。
「処遇改善」と同時に求められるもの
今回の改定で特徴的なのは、賃金などの処遇改善とあわせて、
- 生産性の向上
- 情報共有の仕組みづくり
- 多職種連携の強化
といった点が、より明確に求められていることです。
「これまでのやり方のままでいいのだろうか」「現場の負担が増えるのではないか」といった率直な疑問も交えながら、参加者それぞれの立場で考える時間となりました。
DXは“楽をするため”ではなく
ケアプランデータ連携や介護情報基盤の整備など、DXの話題も取り上げました。
「デジタル化」と聞くと身構えてしまう方も多い一方で、
電話や郵送に頼ってきた確認作業が減り、本来向き合うべき支援に時間を使えるようになるという視点が共有されました。
アンケートから見えた参加者の声
終了後のアンケートでは、全体を通して高い満足度が得られました。
特に多かったのは、「制度の話が現場と結びついて理解できた」という声です。
印象に残った内容(自由記述より)
- 制度改定とDXの関係が整理できた
- 生産性向上が避けられない流れだと実感した
- 個人の頑張りに頼る支援の限界を考えるきっかけになった
- 身寄りのない高齢者支援とのつながりが見えた
コメントを読むと、制度を「知識として学ぶ」だけでなく、
「自分の現場ではどうだろう」と置き換えて考えていた様子が伝わってきます。
制度と現場、そして実際の支援をどうつないでいくのか。引き続き考えていきたいテーマです。
「支える仕組み」を見直すということ
今回のケーススタディカフェを振り返ると、
「誰か一人の努力に頼らない支援のあり方」
というテーマが、参加者の間で自然と共有されていたように感じます。
制度が変わっても、支援の現場にある悩みや迷いがすぐになくなるわけではありません。
それでも、情報を共有し、役割を持ち寄りながらチームで支える方向へ進んでいくことが、これからの介護・福祉には求められているのだと思います。
東京身元保証・多幸会では、これからも制度と現場をつなぎ、
「話せてよかった」「整理できた」と感じてもらえる場を、ケーススタディカフェとして続けていきたいと考えています。
ニュースレター2月号

